レーシック手術後のハロやグレアとは?原因から予防まで詳しく解説
目の角膜にレーザーを照射することで、視力を矯正する手術「レーシック」。
視力の弱い方が、メガネやコンタクトから解放される治療法として注目を集めています。
しかし、目の手術となると不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
また、十分な知識がないまま手術を受けると、思いがけない症状が出てきて戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
レーシックを受ける前には、メリットだけではなく手術内容や現れる可能性のある症状などを把握しておくことが大切です。
今回は、レーシックとドライアイの関係や、ドライアイとは何なのかをご紹介していきます。
レーシックを検討している方は、安心して手術を受けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ドライアイとは、さまざまな要因によって、目を守るのに欠かせない涙の質の低下や、分泌量の減少のため、
目の表面での涙の安定性低下を引き起こす疾患のことです。
また、ドライアイになると場合によっては目の表面に傷を伴うこともあります。
症状は、目が乾く以外にもさまざまあり、コンタクトレンズを付けると痛みを感じるという場合もあります。
ドライアイの主な症状
上記の症状に5つ以上当てはまる場合は、ドライアイの可能性が高いです。
また、不快感が出る症状だけではなく、ドライアイにより視力が低下することが近年わかってきています。
ドライアイについてさらに詳しく知りたい方は、こちら(外部サイトへ遷移します)
そんなドライアイの原因は、いくつかあげられます。
ドライアイになる原因
人は、リラックス時に働く副交感神経の作用で涙を分泌し、緊張時に働く交感神経の作用では涙の分泌を抑制するといわれています。
現代人は、さまざまなストレスにより交感神経が働き、涙の分泌が抑制されやすくなっている傾向にあります。
これが原因で、近年ドライアイに悩まされている方が多いという考えもあるようです。
ドライアイの原因の原因についてさらに詳しくはこちらから(外部サイトへ遷移します)
レーシックの手術後は、一時的にドライアイの症状が出ることがあります。
レーシックは、目の角膜にフラップと呼ばれる蓋のようなものを作成し、レーザーを照射して視力を向上させる手術です。
角膜にフラップを作ると、角膜の知覚神経が一時的に切断され、涙の分泌が減少してしまうためドライアイが起こりやすくなります。
その結果、個人差はありますがドライアイの症状が術後1〜数ヶ月程度続いたり、悪化したりしてしまう可能性があります。
レーシックによる一時的なドライアイの場合、点眼薬による治療をすれば、時間と共に徐々に改善していきます。
また、もともと極度のドライアイである方は、レーシックの手術前にドライアイの治療が必要になることもあります。
ほかに、レーシック以外の方法(ReLEX SMILEやICLなど)を選択する方法もあります。
レーシック手術の手術後は、ドライアイのほかにも、一時的に行動に制限があったりします。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、レーシック手術をご検討中の方はぜひご覧ください。
レーシック手術後にスポーツはできる?術後の行動制限について解説
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レーシックで起こりうるドライアイついてご理解いただけたと思います。
レーシックは手術である以上、メリットだけではなくデメリットやリスクもあります。
不安に思う方はあらかじめ医師に相談し、納得したうえでレーシックを受けましょう。
安心LASIKネットワークでは、レーシックを安心して受けていただけるよう、眼科専門医による正しい情報を発信しています。
また、安心してレーシックを受けていただける全国の大学病院・眼科クリニックは下記でご紹介しています。
【経歴】南青山アイクリニックの院長としてレーシックなどのレーザー屈折矯正手術に取り組み、症例数は16000症例を超える。22年の長期データを蓄積し、レーザー治療のプロフェッショナルである。