レーシック手術とは?メリット・デメリット13選
レーシック手術後の流れや注意点について解説します。
レーシック手術は、矯正精度や安全性に優れた視力矯正手術とされています。
一方で、視力が回復した高揚感から、定期検診などのアフターケアを怠ってしまうと、術後合併症など思わぬトラブルが起きることも。
トラブルを予防し、手術の効果を得るには、患者自身の適切な術後のケアが重要です。
今回は、レーシック手術後の流れや、メイクやスポーツ、車の運転など日常生活での注意点についてまとめました。
レーシック手術に興味をお持ちで、術後のケアや日常生活の注意点について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
まずは、レーシック手術をしてからの流れや、定期検診について知っていきましょう。
レーシック手術後は、20~30分安静にしたあと、診察を行います。
診察で異常が見つからなければ、保護メガネをかけて帰宅します。
患者本人が車を運転して帰ることはできませんので、注意しましょう。
レーシック手術後は、定期的に術後の経過を確認する必要があります。
おもに手術翌日、1週間後、1ヶ月、3ヶ月などのタイミングで行いますが、回復の状態次第で定期検診の回数が増える場合もあります。
定期検診は、術後の回復状態を確認するだけでなく、合併症を早期発見することもできます。
クリニックから指定された定期検診は必ず受けるようにしましょう。
続いて、レーシック手術後、日常生活において注意すべき点について紹介します。
術後の回復には個人差がありますので、あくまで目安とし、違和感があれば速やかに医師に相談するようにしてください。
眼科で処方された術後点眼薬は使用方法を守り、最後まで使用しましょう。
勝手な判断で使用を止めてしまうと、矯正効果が不十分になったり、感染症を引き起こしたりする危険があります。
レーシックを受けた後、1週間はゴミの侵入や衝撃を防ぐために保護メガネやサングラスを使用しましょう。
とくに就寝中は無意識に目をこすってしまう可能性があるため、必ず眼帯などで保護することが大切です。
翌日の診察にて異常が認められなければ少量の飲酒は可能です。
しかし、人によっては炎症を増長する可能性もあるため、できれば術後3日程度は飲酒を控えるのが理想的と言えます。
手術当日は、洗髪や洗顔を避け、水が目に入らないように注意しましょう。
手術翌日の診察以降は、通常どおりの入浴が可能です。
屋内での仕事であれば、手術翌日から可能です。
パソコンを見続けるデスクワークなど、目を酷使する仕事は、術後2~3日は控えめにするか、休暇をとるのがおすすめです。
屋外でのハードワークの場合は、医師に再開時期を相談しましょう。
ジョギングやウォーキングなどの負荷の軽いスポーツは、手術後1週間から再開できます。
球技、水泳などのスポーツは、最低1ヶ月程度休みましょう。
レーシック手術後1週間は、アイメイクを控えてください。
アイメイク以外のメイクは、手術翌日の診察以降可能ですが、目に異物が入るのを防ぐためにも、なるべく薄化粧にするのがおすすめです。
また、カラーコンタクトは、手術後1ヶ月を過ぎてから使うようにしましょう。
視力が回復次第、車を運転することができますが、術後1週間くらいは、対向車のライトが非常にまぶしく感じられます。
夜間の運転は、控えるようにしましょう。 また、長距離の運転も、術後1週間程度は避けてください。
夜間にライトがまぶしく見えるようになる現象を「ハロ・グレア」と言います。
レーシック手術をした後に一時的に起こりやすい合併症の一つです。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
レーシック手術後のハロやグレアとは?原因から予防まで詳しく解説
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レーシック手術後の経過や注意点がご理解いただけたと思います。
レーシック手術後は、必ず定期検診を受け、日常生活の注意点を守りましょう。
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【経歴】南青山アイクリニックの院長としてレーシックなどのレーザー屈折矯正手術に取り組み、症例数は16000症例を超える。22年の長期データを蓄積し、レーザー治療のプロフェッショナルである。